ファーストビューをカラムで区切る

クリッドシステムが活用されるようになった背景には、 ホームペー ジを表示するためのテなイスプレイが大型化したことがある。ディスプレイが幅800X 高さ600ピクセル程度と小型だった時代において、 ホームページが許容した文字カラムの数は最大でも3カラム 程度である。それ以上区切ると1行に含まれる文字数が少なすぎ、情報が縦にあふれるおそれがある。 ところが現在のように幅 1024X 高さ768ピクセルの解像度が標準環境になると、 ホームページ.のファーストビューは幅 960 ピクセル程度に拡大。それに伴って並列可能なカラム数は最大で4 ~5へと増えることになった。 並列できるカラム数が増えたということは、おのずとカラム構成は複雑になる。 1カラムの幅の比率を決定するのも大変な作業 になるので、作業をサポートするガイドラインのような仕組みが求められた。そこで再評価されはじめたのがレイアウトグリッドだ。もちろん、 ホームページの場合は紙と違い、文字サイズが表示環境により相対的に変化するため、グリッドの最小単位は文字サイズではない。 ホームページの場合、最初に決めたファーストビューのサイズを任意のカラムサイスマ均一に割って設定するという手順になる。

 

サイズの決め方

クリッドシステムを構成する 1カラムの幅は、まず、ファーストビューをいくつのユニットで区切るのかという方針を固めることから始める。 ホームぺージに素材を流し込むためのボックス(ここで、は グリッドシステムのカラムとi毘同しないよう、ページレイアウトに使う箱をボックスと呼ぶ)の数が最大でも4つ程度の単純な構成を採用するページの場合、グリッドシステムを構成するカラムは12 個とするのが標準的だ。 6個のボックスが並列するような複雑な 設計の場合、 16 個のカラムを使ったグリッドシステムが使われる。 多くの ホームページがこの 12 個か 16 個というカラム数を目安にして画面を設計しており、いくつかの例外はあるものの、この数字は汎用性が高いと見なされている。 日本語によるページレイアウトの場合、英語と違い1文字の幅 が広く、あまり細かいボックス構成が適さないことから、 12 個のカラムが使われるケースが多い。また、他言語対応のように単語の長さや表示文字の多様性に対応する必要がある場合も、 12 個 のカラムで余裕のあるボックス構成を採用するとよい。